Kindleでのインターネット、ブラウジングについてのメモ
電子書籍端末が欲しかったというより、Wi-Fiで利用できるブラウザでのインターネットに興味があった
Kindleでインターネットを利用すること以外の、使用感等については別の投稿で書いた
関連記事:無印Kindleのレビュー
バックライトがある通常の液晶と違って、ライトが無いぶん、目に優しいらしいので、寝転がったまま色んなwebサイトを読めれば、なんて期待をしていた
目次
ブラウザの使い心地
自分にはブラウザの使い心地が何より重要だった
読書よりもインターネットでのwebサイト閲覧をメインにするっていう、本来想定されてないであろう使い方
自分は電子書籍用途はほとんど考えていない
とりあえず、Kindleが届いて30分程触ってみた段階では、この端末でブラウザを使っての勉強は厳しいかもと思い始めてた
表示速度
思っていた以上に反応は良いと感じた
画面表示で待たされる時間が思ったよりだいぶ短かった (もちろんサイトにもよる)
広告が多いページだと結構待たされる
あまりにごちゃごちゃしたブログとかヘビーなサイトだと、エラーが発生して閲覧できないこともあった
CPUがシングルコアの頃の古いノートパソコンでインターネットしてるみたいな感覚
拡大縮小
PCでの閲覧が想定されているサイトは、白黒kindleの画面サイズ・解像度だと、文字が小さくて厳しいのは覚悟しつつ、ピンチアウトして読みたい文章部分だけ拡大すればいいだけじゃんと思ってた
しかし、パソコン利用時にブラウザでサイズ変更するのとは違って、ページが新しく表示されるたびに画面サイズがリセットされてしまう
数ページに分けられている記事を読む際、次ページにいくたびにピンチアウトで拡大する必要があるっぽい
電子書籍の利用より、ブラウザ利用をメインに考えてた自分にはちょっと痛いかも
ピンチアウトの操作で思ったよりも大きくなり過ぎることも多い
※本文記事部分、サイドバー部分、のようにエリア分割されてるウェブページの場合、それぞれ拡大したいエリアでダブルタップ(?)すれば、ほどよいサイズに大きくなってくれることに後から気付いた
スマフォとかで慣れてる人には当たり前の操作だったかもしれない…
文字の濃さ
文字の薄い箇所が読みにくい (あくまでインターネット中の画面表示の話)
これは想定してなかった
閲覧するサイトの設定によるかも
サイトの設定によるのか、本文の文字色が薄めになってるサイトはやや読みにくく感じる
今までパソコンからだとそんな気にならなかった文字色でも気になる
エラーが出る
ちょいちょいアプリケーションエラーでブラウザが落ちる
あんまり無茶はさせられない感じ
ただ、落ちた後にブラウザを起動し直すと、エラーが出たページから再開されてちゃんと見れることも多い
重たいページがどうしても表示できず、それでもなんとかして開きたい場合、画像の非表示に設定変更したりすれば多少はマシになるのかな
と思ってたけど、無理なサイトは画像を非表示にしようが無理だった (さすがにそういうページはパソコンとか他の端末で見ればいいのよね…)
スワイプ時にやや気になる
ブラウジング中、数行下に移動するだけでも一瞬チラチラする
なかなか思うようにスクロールできない
E-inkの画面は液晶とは違うからしょうがないんだろうけど、スマフォやタブレットとはスムーズさが全然違う
慣れてくると、1ページ分を上手いことずらせないこともなさそう (やっぱ厳しいかも)
文章を読み進める操作の感覚は、電子書籍モードの時にはかなわないかなと
1ページずつポンポンと進んでいける方が快適
本来の用途じゃない
やはりKindleは本来読書用に作られてる端末なのだと実感
メインじゃない用途に期待している自分がおかしい
無料本もいくつかダウンロードしてみて、それらを読む時はとてもスムーズだった
ブラウザ利用中とは全然違う
純粋な読書用途には充分過ぎるかと
ブラウザの設定
ブラウザの設定で、JavaScriptのオンオフができる
基本はオフにしておいていいのかな
オフにした方が速くなりますとマニュアルにも書いてあった
と思ったけど、ページ移動をせずに、タブをクリック(タッチ)してジャンルを切り替えるウェブページだと、タブでの切り替えが上手く動作しなくなった
なんて言えばいいのか、上手く表現できない……
スポーツとかエンタメとかって、切り替えができるタブごとにニュース一覧が表示されるようなページでの話 (はてなだとそうだった)
cookieの削除や、画像の無効、履歴の消去ってメニューもある
ブラウザのブックマーク
初期設定で保存されているブックマークが色々あった
一応これらのサイトは閲覧するの想定されてるってことでいいのかな
amazonはもちろん、グーグルやヤフー、ツイッターやフェイスブックやmixiも入ってた
はてなも入ってたけど、PC版じゃなくて、スマフォ・タブレット版での表示になっていた (後からPC版での表示も確認できた)
Webページを変換
Push to Kindle
Push to Kindleっていうブラウザのアドオン・アプリを利用すれば、webページを電子書籍用のファイル形式に変換できないこともないみたい
参考:Push to Kindle | fivefilters.org
どんなブラウザや端末で利用できるかは、ここの公式サイトに書いてある
どんな風になるか、変換も実際に試せる
普段使いにするのなら、このサイトに毎回行くんじゃなくてアドオンやアプリで利用した方が楽なはず
少なくともパソコンからの利用なら無料
スマフォやタブレット向けアプリ版だと有料かも?
Firefoxでアドオンを試した
Firefoxでアドオンの追加をして試してみた
Webサイトを丸ごと変換ってのはさすがに無理みたい
複数ページあるサイトの場合は結局1つ1つ作業する必要がありそう
複数ページで構成されている講座形式のサイトとかだと面倒かな
1ページにまとまってるWeb文章には良さそうだけど
はてブのスマフォ版
ウェブページの文章に限らず、たとえば、はてなブックマークで自分が今までにブクマした一覧を見る時も見辛い
記事タイトルは色が濃いけど、タグのキーワードが薄くて読みにくい
はてぶマイページの配色設定が原因なのかと思い、一旦パソコンからマイページのデザイン設定で文字色を変更したけど変化は無かった (これは、PC版じゃなかったのが原因)
タグで一覧ができない
※Kindleの問題じゃなく、PC版ページを閲覧できていなかったからかと
タグをタッチしても何も起きない
自分が付けたタグでの一覧ができないと不便
これはKindleっていうより、はてぶ(スマフォ・タブレット版表示)の仕様でしょうがないってことかな?
他で閲覧したことが無いから分からない
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パソコンのfirefoxから、UAをiPhone3.0に偽装した状態で、はてぶマイページを表示してみた
すると今回のKindleのブラウザからの表示と同じ画面になった
配色もパソコン版と違うし、やはりタグをクリックもできない (タグ自体の表示はされている)
はてなスマフォ版の仕様
あと、ブックマーク一覧から記事タイトルをタッチしても、すぐそのサイト・ページに飛べない
もう1ページ余計に挟まれる (これもはてなのスマフォ版の仕様かなと)
こうなってくると、自分の想定していた勉強の仕方に支障が出まくっちゃうような
ブックマークしてたページを片っ端から読もうと思ってたので