テンキーレスで標準的な配列のキーボードのTK-FCM084がエレコムから発売されていたので買っちゃった、ってことでレビュー的なものを書いておく
2019年に後継品のTK-FCM103BK(FCM103XBK)、TK-FDM105TBK(TK-FDM105TXBK)、TK-FDM105MBKが発売されていたので後半に追記した。
目次
テンキーレスで安い
コンパクトなテンキーレスで、配列が変じゃない標準配列タイプのキーボードは需要が有りそうに思えるものの、安い価格帯ではなかなか見つけられない…なんて思っていたら、いつの間にかTK-FCM084が発売されていた
待ち望んでいた人が多そうな割には、TK-FCM084のレビュー・評価をしてる人は案外少なく、情報があまり無かったこともあり、手を出そうかちょっと迷いつつ、価格はかなり安い方なので買っちゃうことにした
色が黒いTK-FCM084BKを選んだ (白いTK-FCM084WHもある)
TK-FCM084BK本体の写真
TK-FCM084BKのパッケージの写真
他にも撮った写真はあるので、後半にまとめた
キー配列が標準的
TK-FCM084はごくごく標準的なキー配列ってのが一番の魅力
もちろんキーピッチは19mm
コンパクトなキーボードを探すと、一部の配列が特殊で、どうしても妥協しなきゃいけない部分があるキーボードが多い
限られたスペースに無理に詰め込んだ形になってたり、ノートパソコンのようにFnキーを併用しなきゃいけなかったり、コンパクトさは求めつつも、そういうのは避けたかった
特殊じゃない標準的な配列の物を…ってなると、結局フルサイズのキーボードを選ぶしかなかった (安いキーボードで選ぼうとするとなおさら)
その点で、東プレのREALFORCE91みたいなテンキーレスモデルは理想的ではあるけど、さすがに手は出せなかった
サイズ
エレコムの製品仕様情報によるTK-FCM084のサイズが以下
外形寸法 幅354.0mm×奥行138.0mm×高さ23.7mm(スタンド含まず)
本体高さを計測
スタンドは立てない状態で、TK-FCM084BKの高さ(机からの距離)を真横から測ってみた
TK-FCM084BKの側面の写真
体に近い方になるキーボード一番手前の縁、上の写真だと右端の高さが21mm
キーで一番手前の列の、Ctrlやスペースの高さが24mm
本体奥側、半角/全角や数字キーの列で26mm
測り方が下手なんだろうか…仕様サイズの数字より大きくなった…とりあえず、手前側がほんの少し低いだけの緩やかな傾斜
最近まで使っていたキーボードのBSKBW10BK(仕様上の高さは20mm)と並べて比較
写真の左がTK-FCM084BK
別の方向からもう1枚
関連記事:BSKBW10BKの本体の高さ | BSKBW10BKのレビュー
(購入前)高さについて
以下、TK-FCM084BKの購入前に、本体の高さについて思っていたこと
本体の高さもそんなに高くない
パンタグラフじゃなくてメンブレンなので、ある程度高さがあるのは仕方ないとして、TK-FCM084の高さならリストレスト無しでも使えそうかなと
本気で大量に文字を打つ作業がある時はレストを用意するけど、普段はできるだけ机の上をすっきりさせておきたいし、その方が掃除もしやすいし
マウスを置く位置が変わる
TK-FCM084Bは、フルサイズのキーボードより10cm近く横幅が短くなるので、使い方によってはマウスの位置が体の中心により近くなる (腕・肩を広げなくてよくなる)
最近はキーボードの位置を体から遠くに置いて、その手前でマウス操作するようになってたので、マウスの位置はそこまで気にしてなかったけど、できればキーボードをもっと机の手前側に寄せて使いたい
つまり、キーボードの手前にマウスを置く空間が無くなる
その方が姿勢が良くなったり、モニタから顔・眼が離れたりで、健康にも良いかなと
その他のポイント
TK-FCM084BKの購入前後、気にしたポイント、良さそうと思ったポイント
しばらく使用した後にもまた追記できたらする
打鍵感
キーの打鍵感・押し心地はどうなのか
バッファローの有線のやつがやっぱり一番、ってことにはなりそうだけど、充分満足できる感触であればそれでいいかな
キーストロークは2.8mmってことで、今まで使ってきた中では、ちょうど真ん中レベルの深さかな
使ってきたキーボードで一番深いのは4mm、浅いので2.3mmだった
(以下、購入後)
有線だけあってやはり反応は良い
バッファローの有線キーボード同様に、スコスコって感じの押し心地で好き
関連記事:打鍵感 | BSKBC02BKのレビュー
いや、やっぱりスコスコやサクサクっていうよりは、カタカタ・カチャカチャって感じが強いかな?
今のところ満足できてはいるものの、キータッチが軽いかどうかっていうと微妙なところかな?でも、タッチが重いとも感じない
久々に普通のメンブレンタイプを打ったこともあって、細かい区別はつかなくなってるかもしれないので、ちゃんと評価できてるかは微妙だけど、少なくとも好きな打鍵感に思えて良かった
ケーブル・コネクタ
キーボードからケーブルの出る位置が、本体中央よりやや右寄りなので、パソコン机にあるケーブルホールの位置にちょうど合う
USBケーブルのコネクタ付近がコンパクトでかさばらなさそうなので、パソコンの背面USBポートにも接続しやすいかな
と思ってたけど案外普通サイズかな?測ったら4.5cmほど
有線キーボード
最近ずっと使ってた無線キーボードにもほぼ満足してたし、なにより机上の掃除がしやすくて良かったんだけど、興味というかそういうのが勝ってしまい、また有線キーボードに手を出しちゃう
全部無線の機器で揃えるのが一番すっきりして理想ではあるんだけど、1本線が増えるのをここは一度妥協してみようかなと
やっぱり我慢できなくなったらまた無線キーボードに戻す
(2016年5月29日追記)
気に入ったので、購入してからそのままずっとTK-FCM084BKを使い続けている
本来テンキーがあったスペースが空いて、マウスの置き場所の自由度が上がるのは大きい
有線マウスを使うと特に快適さを実感する
無線バージョン
(2018年3月12日追記)
無線バージョンのTK-FDM086TBKが発売されていたことを知った
TK-FCM084のキーボードカバーが合うってレビューをしている人もいるので、TK-FDM086も配列は完全に同じかな
TK-FCM084は今でもメインで使っているし、使い心地が同じ感じなら欲しいかも
外観・写真
TK-FCM084BKの外観写真をまとめて載せておく
Enterキー付近の写真
スペースキー等、キーボード中央付近の写真
正面から全体
側面を少し上から
斜めからの写真
表面の素材はざらざら系のプラスチック感があった
お安いだけあって…って雰囲気ではあるけど、別にそういうのは重要でもないし、シンプルさはすごく良い
後継品
2019年にサイズが近い後継品が発売されている。もちろんテンキーレス。
- TK-FCM103BK (FCM103XBK) 有線モデル。
- TK-FDM105TBK (TK-FDM105TXBK) 無線モデル。
- TK-FDM105MBK マウスが付属する無線モデル。
いずれのモデルもキーが高耐久なのを謳っていて、この点はパワーアップしている。
TK-FCM084と比べて少しだけ大きくなっている。さすがに今までのはキーの外の枠がかなり細かったし余裕を持たせたのかな。横幅、奥行、高さがそれぞれ1cm程大きくなっている。キーの高さも変わったのかな(計測の仕方を変えた?) キー以外の外側の部分の形状がそこそこ変わったみたい。
型番にXが入っているFCM103XBKとTK-FDM105TXBKが有ることにも気付いた。仕様を見比べても、Xが入っていないものと全く同じようにしか思えない。違いがあるのだろうか。
無線モデルは単3電池1本で4年持つのはけっこう凄いことでは(マウスは2年)。オンオフできる電源スイッチもあるし。
マウス付属モデルのマウスのトラッキング解像度(分解能)が1600なのは「おおっ!」と思った。解像度が1000や1200までしかないマウスだと速く動かせなくてつらいので1600あれば嬉しい。しかし、サイドボタンが無い最小限の3ボタンマウスなのが惜しい。
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