EQUIUMの分解

東芝のデスクトップパソコンEQUIUM5240を分解してマザーボードを取り外す方法、内部パーツやケーブル・コネクタなどの写真を載せておく

本体の形がEQUIUM5240とほぼ同じタイプ、EQUIUM5100からEQUIUM5220までのEQUIUMシリーズのデスクトップパソコンであれば、同じような分解作業はできるかなと (名前がEQUIUMでも小型タイプになると構造が違う)

PCケースからマザーボードを外すことができれば、他のPCケースに引っ越しをして、電源ユニットやCPUクーラーを好きな物に交換することもできる
関連記事:デスクトップパソコンを静音化

サイドパネルを取った状態

EQUIUM5240の内部全体の写真
サイドパネルを取り外した状態のEQUIUM5240内部全体写真

写真左下が電源ユニット、右上が光学ドライブ、右下がHDDとFDDが一緒に納まってる部分

サイドパネルを開けた段階まででも、ある程度は中身をいじることができるようになり、CPUクーラーや、拡張スロットに挿さっている増設ボードの取り外しはできる

メモリの交換・増設は、ケーブルをいったん抜けばできないこともないだろうけど、メモリスロット4つのうち2つは光学ドライブの下に隠れちゃってるし、フロントベゼルを外して光学ドライブをずらしてからの方が作業はしやすい

サイドパネルやフロントベゼルを取り外すところまでは、以前の投稿に書いたので、今回はさらにその先のことを書いておく
関連記事:東芝デスクトップEQUIUMのHDDの取り外し方

フレームを外す

マザーボードをPCケースから取り外したり、他のケースに引っ越したり、そういう作業がしたい場合は、もうちょっと手を加える必要が出てくる

CD/DVDドライブ(内蔵光学ドライブ)は、本体前側にネジが2つあるので、HDDとFDDが一緒に納まった部分を外す時と同じ要領で取り外しができる

EQUIUM5240の内部全体の写真(ドライブ類を無くした状態)
フロントベゼルやドライブ類も外した状態の全体写真
見やすいように、赤いSATAケーブル2本を抜いたり、電源ユニットからのケーブルは除けた

フレームとネジの場所を示す写真
今度は、本体前面側のフレーム(上の写真で黄色い線で囲った箇所)を外す

色んなケーブル・コネクタ類が、このフレームの下に隠れている

まず、赤丸で示した2箇所のネジを外す

フレームを外す方法を示した写真
本体前面の、黄色い丸で示したネジも3つ外し、フレームを引っ掛けてある爪の向きを確認、矢印方向にスライド

フレームの下に隠れていたケーブル類を壊さないよう注意しながらフレームを持ち上げる

フレームを外した後の内部写真
フレームを外した後

ケーブル・コネクタが集まっている場所を拡大した写真
ケーブル・コネクタ類の密集している基板付近の拡大写真 (モデルの新旧よって多少の違いはあるかと)

後々、元の状態に戻す可能性があって不安ならば、各種ケーブル類の配置の写真を撮っておいた方が無難

マザーボードから外すケーブル類

分解後にマザーボードを外して他のケースに移動するとしたら、事前にマザーボード側で抜いたり外したりする必要があるケーブル・コネクタ類について載せておく

マザーボードをよく見ると、たいていはコネクタの付近に名前が書かれていて、どのパーツ・用途のものかは分かるから、ケーブルを抜いて戻せなくなる心配はそんなにしなくて大丈夫

ATX24ピンコネクタ

atx24ピンコネクタの写真
爪が引っ掛かっているため、ただ引っ張るだけでは無理なので気を付ける

他のPCケースで利用するのなら、引っ越し先でも電源ユニットを別に用意する必要があるかと

ATX12V・CPU用電源

atx12vコネクタの写真
ATX12VのCPU用電源コネクタ

これも爪の引っ掛かりを解除した状態で抜くよう注意

PCケースと接続されてるケーブル類

PCケースの前方と接続されているケーブルのマザーボード側のコネクタだけを抜いていく

下の写真左側の白いコネクタを取る必要は無い
電源ボタンやHDDランプ等の写真
電源ボタンや電源ランプ、HDDアクセスランプのある、写真の基板から伸びているケーブルのマザーボード側のコネクタを抜く

マザーボード上のコネクタの場所を示す写真
電源ボタン側はいじらず、マザーボード側のコネクタを抜くだけ (水色線で囲った)

本体前側で使うUSBポートやSDカードスロット用と思われる、USB内部ピンヘッダのコネクタ・ケーブルも外す (上の写真で黄色線で囲った)

この機種のUSB内部ピンヘッダは一般的な形状なので、交換した先のPCケースにも接続してUSBポートが使えた

PCケースの前側の茶色っぽい基板であれこれ密集したところと繋がっているケーブルも抜くことになるけど、あくまで、抜くのはマザーボード側だけでいい

マザーボード上のコネクタの場所を示す写真 その2
電源ユニットやPCIスロットの側にもある、オーディオ関係っぽいケーブルと、IEEE1394ポート用らしきケーブルも外す (ピンク色で囲った)

内蔵ドライブのケーブル

CD/DVDドライブといった光学ドライブや、HDDのケーブルも、作業をしやすくするために、マザーボード上から一時的に外してもいいかも

光学ドライブとHDDは、どちらも2本のケーブル(データ用と電源用)で動く

HDDのケーブルに関しては、EQUIUMについて以前書いた投稿に詳しく書いた
関連記事:ケーブルを抜く EQUIUMのHDDの取り外し方

新しめの機種と古めの機種では光学ドライブの接続端子が違うことがある

手持ちのものだと、EQUIUM5240のDVDドライブはSATA接続で、EQUIUM5180のDVDドライブはIDE接続だったので、EQUIUM5180より古いモデルではIDE接続の可能性が高そう

いずれにしろ、元に戻したい時は同じところに挿し直せばいい

増設ボードを外す

増設ボードが挿さっているのなら、これも外す必要がある

DVIカード

equiumのdviカード(ビデオカード)の写真
EQUIUMシリーズはシンプルなDVIカード(ビデオカード)が付属しているはず

さっきまでの写真にも何度か写っている青くて長いボードがそうで、このカードがあることによってデジタルでの映像出力ができる

equiumの拡張スロットの写真
パソコン本体を立てた時、4つある拡張スロットの1番上に位置するPCI Express x16スロットをDVIカードが利用している状態

※古めのモデルだと、もう1枚増設ボードが挿さっているかも

拡張スロット

拡張スロットについてはそういや以前投稿していて、増設ボードがPCI Expressスロットに挿さっている状態の内部写真も載せていた
関連記事:USB3.0を増設

増設ボードの外し方の説明が難しい…と思っていたら、公式マニュアルに書いてあった…
参考:EQUIUM5240の取扱説明書(PDFファイル)
p.80以降に、拡張スロット周りのこと、PCIカードやPCIExpressカードの取り付け・取り外しのことも書かれている

メモリ増設・交換をしたい時の光学ドライブのずらし方についても載っている

マザーボードをPCケースから外す

マザーボードのネジ

マザーボードをPCケースに留めているネジを外す

マザーボードをPCケースに留めているネジの位置を示す写真
マザーボードをPCケースから取り出すために外す必要のあるネジは、今回の機種だと8個かな

I/Oバックパネル

equiumのioバックパネルの写真
パソコン背面のUSBや映像用端子等が納まっているI/Oバックパネルは、ケース内側に向かって縁を強く押せばPCケースから外れるので、引っ越し先のケースに押し込んではめてそのまま流用できる

マザーボードの引っ越し

マザーボードを他のPCケースに移動できる状態にするための分解作業はひとまず終了

このEQUIUMのマザーボードは、変に独自の規格や構成を使わず、一般的なMicroATXの形状をしているおかげで、中古で購入してからパーツを交換するのには向いていた

新しくPCケースを購入し、そこにマザーボードを引っ越して、半分自作みたいなこともできる

ケースを大きい物に変えることで、CPUクーラーを大型のものにしたり、電源ユニットを交換したり、そうやって静かなパソコンにしていくこともできる

関連記事:パソコンを安く購入する方法

CPUクーラー

CPUクーラーを引っ越し先のケースでもそのまま使うのなら、マザーボードから取り外す必要はない

CPUクーラーを固定しているネジは4つ

そのうち1つだけは、カバーの穴が開いた部分からドライバーを通す必要があるので、長めのプラスドライバーがあった方が作業しやすい

バックプレート

このEQUIUMに付属のCPUクーラーは、マザーボードの裏にある金属製のバックプレートを使って固定されている

CPUクーラー側のネジとこのバックプレートでマザーボードを挟み込む形になっている

まさにこんな形のプレートが付いていた

プッシュピン式のCPUクーラーを取り付けたくなった場合、バックプレートのネジ穴がピンの邪魔をするので、そのままでは取り付けはできない

バックプレートは両面粘着テープで貼られているだけなのでペリペリっと剥すことはできる

ただしその場合、マザーボードをPCケースから一旦外さないと作業できない

他のクーラーを使う

EQUIUM付属のバックプレートをマザーボードに装着したまま、他のCPUクーラーと一緒に使うこともできた

その際は、プッシュピン式の市販のCPUクーラーをネジ式に変えちゃった

また、EQUIUM付属のCPUクーラーとバックプレートを両方とも外して、それぞれを市販の物に置き換えることもできる

※EQUIUM5240やEQUIUM5180のバックプレートが対応しているソケット規格はLGA775

リンク先はNECのデスクトップパソコンでの話だけど、ソケットの対応をちゃんと確認できれば、問題無く使える可能性は高い
関連記事:バックプレートで設置するタイプのCPUクーラー

HDDや光学ドライブの再利用

HDDはもちろん、光学ドライブもたいていは引っ越し先で再利用できる

引っ越し先のPCケースによっては、ケーブルの長さが足りなくて、長い物に交換したり延長したりする必要はあるかもだけど

電源ユニットからのケーブルが足りなければ、他の種類の電源コネクタを変換したり分岐したりって方法もある

形がほぼ同じ機種

公式サイトで外観写真を見て、EQUIUM5240とほとんど同じ形かなって機種は以下の型番

  • EQUIUM5100
  • EQUIUM5110
  • EQUIUM5120
  • EQUIUM5130
  • EQUIUM5140
  • EQUIUM5150
  • EQUIUM5170
  • EQUIUM5180
  • EQUIUM5190
  • EQUIUM5210
  • EQUIUM5220

古い方になると、映像出力用のVGAボード以外にもう1枚増設ボードがある可能性が高いかな

実際、EQUIUM5180は、EQUIUM5240と違い、1枚増設ボードが多かった

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  • デスクトップパソコンを静音化
    初めてデスクトップパソコンに手を加えたのはEQUIUM5180だった
    このEQUIUMシリーズは、変に独自の規格・形状のパーツになっているところがほとんど無くていじりやすい方なので、中古で安く買って自作の練習っぽく色々といじるのには向いているパソコンだと思う
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