デスクトップパソコンを静音化

中古で買ったメーカー製デスクトップパソコンの静音化を試みた

その時のメモを読みながら、思い出しつつ書いてみる

主に手を加えたのは東芝のEQUIUM 5180で、その後、パーツを流用して同じタイプのEQUIUM 5240にも手を加えた
関連記事:東芝デスクトップEQUIUMのHDDの取り外し方

その後メイン機になったNECのデスクトップパソコンでも、PCケースや電源やファンなどの大部分のパーツはそのまま流用している
関連記事:NECのデスクトップパソコンの分解

マザーボードのI/Oバックパネルの形状が特殊でなければ、メーカー製のパソコンでも今回同様の作業はできるかと

ただし、いじっちゃうと保証はきかなくなりそう(中古なら気にしなくてよいはず)

バックパネルについては別記事にも書いた
関連記事:バックパネル | パソコンを安く購入する方法

パソコン利用環境

木製の机で、足元にデスクトップパソコンを置いて利用していた

机上に置いてるよりは静かになるんだろうけど、それでもグオングオンって音が聞こえて結構気になっていた

中古で買ったパソコンだからなのか、元々そうだったのかは微妙

一連の作業に取り掛かる前の時点では、静音に関して何も分かっていなかったので、CPUクーラーのファンが一番の原因だと思い込んでいたものの、最終的には3.5インチHDDと電源が騒音源だったぽい

CPUクーラー・ファン交換

まずはCPUクーラーを変えて失敗した

9cmファン(3pin)が付いたクーラーを買ってみたところ、回転数が1500rpm位で固定の物だった

CPUクーラーのファンが一番の原因じゃないことには後々気付くけど、1500回転だとさすがに気になった

1000円前後の安めのファンコントローラーも買うことになった
9cmファンの回転数を1000以下に抑えれば音は気にならなくなった

しかし、このサイズのファンで回転数を抑えてしまうと、冷却性能もほぼなくなってしまう感

しかもトップフロータイプにしたので空気の流れも微妙

他のメーカー製デスクトップパソコンを買った時も、ファンが3pin接続しかできず、音の面で少し苦労した(良いCPUクーラーを手に入れて解決した)
関連記事:Core i3搭載の中古デスクトップパソコンをオークションで買っちゃった 動作音

一時ファンレスも考えたけどやめた

最終的にはクーラーを「無双 (MUSOU) ver.III OWL-CCSH01T」にした

付属の12cmファンは付け替えちゃって、KAZE-JYUNI(風12)の500rpmモデルになった

このファンは本当に静かで良い

KAZE-JYUNI(風12)シリーズのPWM制御モデルも使ったことがあり、そちらもパソコンが対応さえしていれば300回転前後で静かに回ってくれてすごく良かった

ファンについては他の投稿や、今回の投稿のラストの方にもあれこれと書いた
関連記事:静音パソコンを自作 | CPUクーラー

以下2つは、後々買った別のデスクトップパソコンでの話だけど、CPUクーラー・ファン関連
関連記事:ファンを止めた PCケース交換でマザーボードを引っ越してCPUクーラーの取り付け
関連記事:CPUファンだけ交換 バックプレートで設置するタイプのCPUクーラー

後から知ったけど、無双クーラーは大きい割に冷却性能はそんなに高くない方らしい……

当時は完全ファンレスな環境にしてみたいなんて思っていたので、とりあえず金属部分(ヒートシンク)のボリュームがたっぷりある物のが良さそうと判断した(それと値段)

CPUクーラーは大きさだけじゃなく、作りもしっかりしてないと放熱の効率が悪くて、見た目ほど冷えないこともあるとか

空気の流れは少しでもあった方がいい

ソフトで温度を監視しつつ試行錯誤した結果、500回転でもいいから12cmファンは付けておいた方が良い、と考え方が変わった

ごくわずかでもいいから、ヒートシンクに風が当たったり、空気の流れがあったりするのは本当に違うのだと分かった

結局、完全ファンレスを目指すのはやめた

どんなに低回転のファンでも有ると無いとで大違い

※最新のCPUで、かなり省電力で低発熱なものなら、また話は違ってくるかも

CPUクーラーのサイズ

無双クーラーを選んだのは、サイズの関係で、ケースに入りそうだったからってのもある

高さが160mmのCPUクーラーだと厳しそうだったので、153mmのこれでなんとかなりそうかなと予想していたら、実際、幅200mmのPCケースにほんとギリギリ収まった

裏配線スペース有りのケースだから、通常の200mmのケースよりキツかったのかな

天井に干渉しないかって不安もあった

EQUIUMのマザーボードは、CPUスロットの位置がどうも高めの場所にあるようで、何度も定規で測ったりイメージしたり、念には念を入れ、設置してみたらなんとか入るレベルだった

9cmファンが付く一回り小さいタイプにしておけば、こんな心配もしなくてよかったのかもしれないけど、結果的には12cmファンが付くタイプでやっぱり良かった

音が気にならないレベルに回転を抑えつつ、充分に温度を維持できるのは12cmの方かなと思ってる

ごく限られた経験しかしてないけど

後々、もう少し高さが低い大型CPUクーラーを買ったら、取り付けやすいし、しっかり冷えつつも静かだし、ばっちりだった
関連記事:CPUクーラー風魔を取り付け

マザーボードやらOSやらソフトでの対応の違い

(新しい方のEQUIUM5240での話)

CPUファン用の4pinが有ったのでPWMファン対応かと思ってたけど、メーカー製のマザーボードによっては思うように動いてくれない場合もある模様

あと、OSがWindowsVistaだとSpeedFanで自由に回転数が調整できたのに、Windows7だと調整できなかった

ソフトに表示される調整項目が微妙に違っていて、Windows7だと回転数をいじれなかった

PCケースや電源の交換

実際はケースを変える方が先だったかな
そうじゃないと無双クーラーは載せられないし

EQUIUMの電源が一番うるさいのでは
この時はそう疑っていたので、電源ユニットを変えてみることにした

まずは静音タイプのケース購入

安価で静かそうなATX電源を試してみよう

でも、今のスリムなケースのままじゃATX電源は載せられないってことで、割りと大型のパソコンケースを購入した

幅200 x 高さ440 x 奥行485mmのATXミドルタワーって規格らしい
もう売られてないみたいだけど、なんとなく商品名は出さないでおく…

天板やサイドパネルにも全く通気孔が無く、音漏れしなさそうなのでこれを選んだ

結果として、このケースに満足かというと微妙だった
剛性やら、ケースの作りやらも後々気になるようになったので

※2016年6月現在も、なんだかんだで同じケースを使い続けている

でも、エアフローのことも意識するようになってからはそう悪くないと思えてきた
サイドや天板に穴が無い点はかなり良いかなと

やっぱりあんまり安物だと、いくら静音ケースを謳っていても微妙なのかなと
サイドパネルにスポンジ付いてたりしても、音を防ぐには意味はほとんど無いと分かった

買い直すとしたらこのケース

経験を踏まえてもし今やり直すとしたら、もう少し予算を割いてこういうケースを選ぶ

サイズに余裕あるし、天井も塞げるし、フロントパネルはいじりやすそうだし

確実に、自分が買ったケースよりはしっかりしてる

どの通販サイトを見ても評価は高めだし、まず失敗は無さそう

やっぱ評判が良さそうなのを選ぶ方が確実かなと…

自分が選んだケースは評価があまりよろしくない商品だった(もちろん名前は出せない)

P100について、詳しいことはこの記事に書かれてる
参考:これで全てが分かる。Antec「P100」徹底解説

最初からファンレスにすれば良かった

ここでもちょっと失敗というか後悔というか

最初からファンレス電源を試すかどうかで迷っていて、そのファンレス電源が当時半額セールだった(それでも安い方の3~4倍の値段)

安い方で失敗したら結局余計にお金かかっちゃうし、それなら確実に音が無い方にすればいいじゃん、なんて悩んだ

そしてやっぱり安いのだけをまず購入した

だめだった
結局、ファンレス電源も購入
もちろん静かで音は全く気にならないので継続利用中

準ファンレス電源

当時買ったのはATX-0340Nってやつだけど、今は生産終了してるみたいだし、まず手に入らないかと(2016年になってもしっかり動いてくれてる)

もし今同じように静音化を考えて、なるべく安い物から選ぶなら、この準ファンレス電源にするかな

2016年8月に出たSST-ST30SF-V2は準ファンレス動作ではなくなっているので注意

PCケース内でのケーブルの取り回しを考慮すると、ケーブルの着脱ができるプラグイン式の方がストレスが無いと思う
関連記事:ファンレス電源の比較

振動音?が気になった

※ファンレス電源ではもちろん問題無かった
これは安かった普通タイプの電源を使った時の話

電源の振動が、ケースでより増幅される感じの音が気になった
古い3.5インチHDDにも似たような症状があると感じた

最初に購入した安い電源が悪いというより、ケースの作りの問題な気もするし、自分が買ったようなPCケースじゃなく、もっと高級なケースであれば問題無かったのではと今でも思ってる

マザーボード載せ変え

PCケース変更に伴い、マザーボードをそれまでのEQUIUMのケースから外して、新しいケースに載せる必要があった
関連記事:東芝デスクトップEQUIUMの分解

ケースのフロントパネルとマザーボードの接続が一番ヒヤヒヤした
プラスとマイナスを逆に繋げちゃうと最悪壊れるとも聞いてたので

だいぶ後になって、+-を逆につなぐ程度なら壊れないと知った
関連記事:フロントパネルコネクタ NECのデスクトップパソコンの分解

ケース付属の説明書や、ネットの画像検索で見つけた写真を見ながら、何度も確認した

他にも、I/OバックパネルがPCケース背面にカチッとしっかりはまるまで押し込まないといけないことも初めて知った

それを分かっていなかったので、マザーボードのネジ穴がケースの穴となかなか合わず、マザーボードの固定が上手くいかずにしばらく苦労した

マザーボードの表面を良く見ると、たいていの接続に関してはちゃんと名前(ここはUSBとか)が書かれてるのも知った

それまで抱いていた、パソコン内部をいじる事への抵抗感みたいなものが解消された
一度分解したら繋ぎ直せないんじゃって心配が常にあったので

2.5インチHDDに交換

HDDの振動が問題っぽい

なんだかんだでここに行き着いた

元から載ってた3.5インチのHDDから、電源と同じかそれより大きい音が出てると感じた

それ自身の音と言うよりは、振動がケースに伝わっちゃって増幅されてるような気もするので、HDDだけが原因かというと微妙

※中古で買ったパソコンなので、搭載されてるHDDが本来の物かも分からない

2.5インチHDDなら大丈夫だった

当時、安くなっていて、静かさで評判良さげな2.5インチHDD、MQ01ABD050に交換した

細かい速度を気にすると、小さい2.5インチより3.5インチの方が速いみたいだけど、事前にネットで見て回ったベンチマーク結果から、別に問題無いだろうと判断した

1TBバージョンの、MQ01ABD100もあって、そっちの方が容量と価格的にお得感はあるだろうけど、HDDの中のプラッタ(円盤)の枚数が500GBバージョンの2倍になっちゃうとのことなので、やはり静かさを優先してMQ01ABD050を買うことにした

速度は充分

自分がそれまで使ってたパソコン・HDDは古い物ばかりなので、たとえ2.5インチHDDでも、新しめの製品なら充分快適に感じられるはずだと思っていた

実際、使ってみて速度に全く不満は無い

何より一番の目的は静かにすることだったので、その点でも3.5インチを選ぶ理由は無かった

※自分が知ってるのは5、6年以上前のHDDだし、最近のは3.5インチでも音の心配は無かったりして

SSDって手段もある

それを言っちゃうと、SSDを選べば確実に音も無くなるしベストなんだろうけど、容量や価格がどうも…

64GBじゃさすがに足りなくなりそう、でも128GBのまでお金は出せない、みたいな

音だけじゃなく、普段の使い心地の面でもかなり変わるんだろうけど

最近SSDに触れる機会があって少し気が変わり、SSDでも良いかなと思えてきた
関連記事:古いノートパソコンのHDDをSSDに交換

SSDを買っちゃった
最終的に、Windows8.1のパソコンに取り付けて利用中
関連記事:WindowsVistaでSSDのTrimを使う方法

また別のパソコンにもSSDを入れてみた
関連記事:SanDiskのSSDを中古ノートパソコンに入れた

3.5インチから交換した結果

MQ01ABD050でほとんど音が気にならなくなった

交換前の古い3.5インチで起きていたような振動音も無し

たま~に、カチッみたいな音が聞こえる事はあるけど問題無い(振動音とはまた別)

常時聞こえて気になっちゃう音さえなければそれで良い

ソフトでHDDのコピー

HDDを換装した際、新しいHDDはAFTがなんちゃらの関係で、メーカーのリカバリディスクをすんなり使えなさそうだった

フリーソフトだったEaseusTodoBackupを使って、古いHDD(一旦リカバリ済)から新しいHDDに丸々コピーする手段をとった

今はわざわざXPにしようって人も居ないだろうし、需要もほぼ無いと思われるので、そこら辺の詳しいことは省略

需要とか言っちゃうと、この文章というかブログ自体があれなんだけど…

最終的な結果

周囲に騒音源が少ない夜中だと、かすかにファンの音が分かるかなって程度
何か作業に集中してたら忘れられるレベル

昼間は家の外の音があるので全然気にならないし、窓を開けると尚更気にならない

残ったのはケース内部のファンの音

ファンの音が気になるとしたら、主にケース背面(リア)ファンの方

風12の500回転モデルならほぼ気にならなくなる(前半の、CPUクーラーのファン交換の部分にも書いた)

PWM対応ファンが使えず、回転数固定の選択肢しかない場合はこれがベストだと思ってる

ケース背面のファン

現在は風12の800回転固定モデルとファンコントローラをセットで利用中

通常時は回転数を落としているので、結局500回転前後になっているはず
800回転前後のままだと、自分は音が気になる(背面に設置の場合)ものの、回転数さえ落とせば大丈夫なので、有効活用ってことで

夏場暑くなった時にだけ回転上げるって使い方を考えた
夏なら窓開けて外の音も結構入ってくるので、800回転でも気にならないかなと

CPUクーラーのファン

CPUクーラーのファンも風12の500回転モデルならまず気にならない
リアファンよりも静かに感じる

※EQUIUM5240を使うようになった現在は、風12のPWMモデルを700回転前後で使ってる
ソフトで50%程度の回転数に設定している

フロントファンは音が気になる

最終的に、フロントファンは設置せず、CPUクーラーのファンとリアファンの2箇所のみ(どちらも12cm)に落ち着いた

試しにフロントにファンを設置すると、より自分に近くなるせいか、500回転モデルでも音がやや気になった

それに、以下のような記事も読んだし、フロントは無しに決めた
参考: ケースファンの重要性を検証する(DOS/V POWER REPORTのバックナンバー)
HDDの熱とかを気にするようなハードな使い方を自分はしてないしまあいいかなと

まとめ

電源の音とHDDの音、この2つを解決することができれば、かなり静かにはできるかなと
PCケースは案外なんでもいいのかもしれない

ただし、自分が使ってみたケースは、サイドや天井に穴が全くない窒息系
そのおかげで、CPUクーラーや背面ファンの音が軽減されてる部分もあるかもしれない

良い経験ができた

失敗も含めると、結構な金額がかかっちゃった

新しいパソコンで良かったんじゃと思ったりもしたけど、経験はプライスレス
買ったパーツのいくつかは今後も使い回しもきくだろうし、まあいっかなと

自作経験も静音関連の知識も全く無くて、せいぜいメモリ交換を数回したことあるかなって状態だったけど、パソコン内部をいじることにだいぶ抵抗が無くなった

納得できる静かさにできたのが何よりの収穫

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