SanDisk SSD PLUS SDSSDA-120G-J25を中古ノートパソコンに入れた

サンディスクのSSD、SanDisk SSD PLUS 120GB SDSSDA-120G-J25を購入した
SDSSDA-120G-J25のパッケージ
このSSDを、ジャンクとして格安で買った中古ノートパソコンのFMV-S8370に搭載してみたら、想像以上に速くて快適になった

新モデルの、サンディスクSSDプラス(J26)シリーズなど他のSSDについても少し書いた

中古ノートパソコンを買っちゃう

どうしても必要なノートパソコン、というわけでも無かったけど、オークションで1000円ちょっとで買えそうだったので魔が差したというか、迷った末に、色々とそれっぽい理由を自分に言い聞かせて買っちゃった

普段パソコンを利用しない家族のインターネット「お試し用」に使ってみてもらうのもいいかなと思ったりで

SSDを載せたノートパソコンの性能

SSD PLUS SDSSDA-120G-J25を搭載してみたノートパソコンは、富士通のLIFEBOOK FMV-S8370

S8370は発売時期が2008年で、8年近く前のノートパソコン

CPUがCore 2 Duo T8100(2.10GHz)

さすがにもう古い物になりつつあるCPUだろうけど、SSDと組み合わせれば、インターネットブラウジング程度の用途に限ってはまだまだ快適にこなせると感じた (メモリはひとまず2GBにしておいた)

それともう一つ、OSはなるべく軽量なものにする必要はあるかなと
Windowsのインストールは試してないけど、Windows8以降なら十分使えるようになると思う
関連記事:パソコンを安く購入する方法 Linuxをインストール

SSDを積みさえすれば、古いCPU・パソコンでも充分使い物になるとは思っていたものの、さすがにCeleron搭載機はやめておこうと思った (あくまで古いCeleronのこと)
関連記事:中古パソコンのCPUの性能の目安

上の投稿に書いたベンチマークでいくと、T8100は1300くらいのスコアはあるので、多くを求めなければまだまだ現役で使えるかなと

youtubeのHD720pの動画は再生できた
さすがに再生中はCPU利用率が80%か90%くらいまでいって冷却ファンがかなり頑張る状態にはなる

グラフィックス性能やら発熱やらまで考慮すると、最近の省エネなCPU搭載のノートパソコンには色々と勝てない面があるだろうけど、単純にベンチマークスコアだけをみれば、新しいパソコンを上回ってたりする
関連記事:ファンレスノートパソコンのまとめ

まずはHDDで起動してみる

HDD無しのジャンクノートパソコンとして買ったので、SSDを買う前に、余っていた80GBの古めのHDDにLubuntu15.10(LinuxOS)を入れたり色々試した

起動に1分まではかからないにしても、さすがに40秒とかその位はかかった
HDDなのでまあ納得の速さ

しかしこのままだと、今までパソコンを使ってこなかった家族が積極的に起動したくなることもなさそうな

HDD搭載パソコンだと、ちょっとした持ち運びにも気を使うだろうし(パソコン慣れしていない人だと余計に)、毎回起動に時間がかかったりで快適さが微妙だと、結局パソコンから遠ざかるように思えた

やっぱりSSDを搭載しちゃうことに決めた

HDDやSSDを搭載・交換する作業は意外と簡単にできる
関連記事:FMV-S8370の分解

起動やネットがかなり速くなった

電源ボタンを押してから20秒かからない位でデスクトップ画面までいけるって感覚
デスクトップ画面が表示されたらすぐ操作できる

インターネット中にブラウザで新しいタブを開く操作も、思っていたよりポンポン開ける

ブラウザの起動自体はクリックしてから2,3秒かな (デフォルトで搭載されているFirefox)

あくまでOSがかなり軽量なLinuxのLubuntu(≠Ubuntu)のおかげでもありそうなので、同じノートパソコンにWindowsをインストールした場合は、起動にもう少し時間がかかる可能性ありそう?

最近のWindowsなら高速起動設定もあるから、それと組み合わせれば十分速そうかな

メインのデスクトップパソコンをSSD換装をした際は、今回のノートパソコンより更に起動が速かったけど、CPU性能がかなり上だし、SATA3だし、当然かなと
メインパソコンが優秀過ぎるってだけで、今回のノートも十分快適なレベルではある
関連記事:Ivy Bridge Core i3搭載の中古デスクトップパソコンをオークションで買っちゃった

起動直後のメーカーロゴ画面(5秒程かかってる)を飛ばすことができれば、更に起動が速くなるんじゃと期待したけど、S8370の設定を変えてもどうも反映されない

CMOS電池が切れていてBIOSの設定変更が反映されないとかそんな感じだろうか

OSのインストールが完了するまでの時間も、HDDの時と比較したらもちろん速かった (かかった時間を計測してない…)

SanDisk SSD PLUSのレビュー

SanDisk SSD PLUSシリーズのレビューをざっと眺めたところ、自分と同じように古いパソコンに入れて快適になったと感想を書いている人もちらほら見かけた

遅く・重たくなったと感じていた5年以上前のノートパソコンのHDDをSSDに換装したら、劇的に改善した、サクサクになった、って声もあるみたいだし、自分がたまたまラッキーだったってわけでもなさそう

今回のノートパソコンは仕様によるとSATA1(1.5Gb/s)なので、SATA3(6Gb/s)対応のSDSSDA-120G-J25が最大速度を発揮できないことは覚悟していたものの、SATA1でも体感上は特に気にならなかった

実際、起動はHDDより明らかに速くなったんだし

OSをWindowsにした場合は、Lubuntu程になるかは分かんないけど、Windows10やWindows8なら充分サクサク使えそうな気がする

購入後しばらくして、新しいモデルのSDSSDA-120G-J26、SDSSDA-240G-J26、SDSSDA-480G-J26、が発売されていた (以下、J26と呼ぶ)

より安価に買えるようになっているものの、J25ではMLCチップ採用だったのが、J26ではTLCに変わっている

TLCと聞くと、どうしてもMLCのSSDを選びたいかなってイメージを持っちゃうけど、普通に使っていれば何年も持つだろうし、まず不都合も無いはず

なにより3年間の保証付きだし、速度とかの性能はJ25とJ26で大きく違うこともないみたい

他に考えていたSSD

サンディスクのSSDを購入前、既に一台所有で実績のあるトランセンドのSSDを再び選ぶのもよいかなとは思ってた (メインのデスクトップパソコンで利用中)

ただ、今回の富士通ノートパソコンへの設置において、もしかしたらSSDの厚み7mmのままだと不都合があるかも、って心配があったので、厚みを9.5mmに増やせるスペーサーが最初から付属してるサンディスクのSSDを選ぶことにした

熱の逃げやすさ、冷却性能ってことを厳密に考えるのなら、本体がプラスチック製のサンディスクSDSSDA-120G-J25より、アルミ製のトランセンドのSSDがより良いんだろうけど

MLC採用って点ではどちらを選んでも良かった

あと、型番の末尾にCが付くSDSSDA-120G-J25Cも存在するけど、中身はSDSSDA-120G-J25と同じ物

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